起業・副業

期待をこめて設立した会社。夢にまで見た会社社長という肩書。しかしある手続きを失念したために、どちらも消滅してしまう危険があります。法人は生まれながらのもの（自然人）ではないので、運用ルールが厳格なのです。たった2年で解散したことにされてしまうかも。

数年前に独立した友人は肩を落としていました。事業がコロナショックでうまくいかず、減り続ける資金に焦るばかりだと。状況は厳しくても、きっと打開する方法はあると励ました私。しかし一番元気づけたのは補助金の申請でキャッシュを得ることでした。

失業給付には一定の条件がありますが、次の職場を早く決めると再就職手当がもらえます。独立起業しても適用があるんです。しかし、その運用にはよくわからないルールがあって、制度趣旨をゆがめているように感じられました。納得いくまで交渉しましょう。あなたのビジネスを守るのはあなたです。

個人で事業をやっていると気になるのが会社をつくるということ。社長と呼ばれてみたい。株式会社と名乗ってみたい。でも節税を考えるなら、一定以上でないとお得になりません。意外と法人に伴うコストは高いのです。だからこそ信用にもなるわけですが。

新型コロナウイルス対策で期限が延長された確定申告。1カ月延びたわけですが、その後も弾力的な運用をしてくれるようです。青色申告をされる方は、取消にならないためにもなんとしても提出してほしい。しかも提出すれば不利にもならない方法が用意されていますよ。