個人事業主のピンチ!持続化給付金の100万円を得たらどう使う?

起業・副業

体力のない個人事業主が置かれた状況とは

数年前にようやく独立を果たした個人事業主の友人と話す機会がありました。もちろんリアルの対話ではなく、オンラインでの会話です。相当ピンチの状態らしく苦渋の胸の内を語ってくれました。

ようやく脱サラしたのにビジネスモデルが崩壊した?!

独立までに築いてきた人脈が機能していないようです。営業には自信があった彼ですが、リアルな接触頻度が極端なほど減少していてチャンスが作れないのだとか。

そもそもコロナで心理的な温度が冷えてしまってる・・と話していました。この先どうなるかわからないからお金を使いたくない。状況がわかるまで新たなことはしたくない。そんな気持ちが蔓延しているのではないかと。

新しい受注に苦戦しているあいだに、用意した資金はかなり乏しくなってきたといいます。自宅での起業ですから事務所家賃はかかりませんが、長くはもたない・・。

行動力でカバーできない事態に困惑

新型コロナウイルスの特徴は、人と人との直接的な接触を大きく妨害することにあります。マスク越しに会話するだけでもリスクなのに、相手は感染者である可能性もある。不必要な接触と考えられたら会ってもらうことすら困難なのでしょう。

ましてや決定権を持つ人物はミドル層以上が多く、感染とそこからくる重症化をとことん嫌います。なにせ命に関わりますから。

彼のように足繁く通って人間関係を作ってきたタイプは、今までと同じ方法論では打開するのは難しいはずです。今も感染が拡大しているのは確実で、しばらくこの状況は続くと思われます。

補助金を活用してキャッシュを得る

この雑談の中で答えが出たわけではありません。しかし心理面で追い詰められると、思考力は低下します。今までの流れの中でしか物事を考えられなくなります。必死に動けば動くほど空回りということもあるでしょう。

その間に時間もお金もムダに失ってしまう危険があります。

私が指摘したのは、補助金の活用でした。条件さえ合えば返済不要の資金が振り込まれます。とりわけコロナ対策では、かなりレスポンスよく入金されるケースを聞いていたからです。資金が増えれば打てる手も増えますし、心理的な安心感にもつながります。

確定申告で事業所得だったらカンタン

オンラインで話している彼はポカンとしていました。手続きのようなものに疎く、独立前はその手のものを部下に任せていたらしい。補助金などの類いはロクに調べていなかったようです。それでも条件が合うなら最大100万円振り込まれるのを聞くと表情が明るくなりました。※法人は200万円

申請ではいろいろな誓約事項があるのですが、社会的常識の範疇のものが多く特に問題にはならないはずです。そういうものを除くと基本の条件は次の3つに絞られます。

 ・2018年以前から事業所得で確定申告をしている
 ・今後も事業を続ける意思がある
 ・2020年のある月の売上高が、前年月平均※より50%以上減少した

※青色申告をしていて、月別の売上高をきちんと表示している場合は前年同月との比較でもよいことになっています。

確定申告が未提出だと肩を落とす

彼は2018年独立して、翌年の春には確定申告をしていました。しかし2019年分(今年提出分)はコロナ対策で走り回っていてそれどころではなかったと。無申告で税務署から呼び出しがこないかとビクビクしているそうなのです。

「あのね、7月の今でも申告は受け付けてくれていて、欄外にコメント※書いておくと申告期限内での提出がされたことにしてくれるんだよ」
「弾力的な運用って言ってね、申告の遅れにならないから罰則もないよ」

※正確には「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延⻑申請」と書きます
詳しくは ⇒ 国税庁のサイト

 

彼はホッとしたようでしたが、ポツリ・・
「今申告をまとめるどころじゃないんだよ」

2018年分の申告があれば特例がある

彼は2019年分の確定申告を終えていないから、前年比較ができないと考えたようでした。確かにその通りで、今年の売上と比較するのは2019年分の数字です。しかもそれを証明するための資料を提出する必要があります。(ただし郵送ではなく写真やPDFなどとして)

しかし、これには特例があるのです。

まだ未提出の場合には「2018年分の確定申告」の結果を用いてもよいとされています。開業した年はかつての人脈から順調に受注してそこそこ(数十万程度?)の売上が立つ月もあったといいます。しかし今年はゼロの月もあったそうです。

この場合だと仮に2018年の売上高の月平均が10万円だとしても
( 10 - 0 )× 12 = 120万 →上限 100万

つまり100万円受け取れる可能性があります。このことを説明すると表情がみるみる明るくなりました。

申請は中小企業庁のサイトへ

実際の申請はネット上で行います。
添付書類もすべて申請画面上に登録しますから事前に写真やスキャンした画像を用意しておく必要があります。彼にもコツを話しました。

この持続化給付金の申請サイトはよくできていて、準備が整っていればそれほど迷いません。
画面共有してこのサイトを示し、最低限どこをみればいいか伝えました。
↓↓↓

https://www.jizokuka-kyufu.jp/

 

彼からは翌日には申請を済ませたと連絡がありました。
動画でも解説されており、スマホからでも手続きできたのがよかったようです。

確認事項があれば、申請画面にログインするとマークが出るようです。多くは写真が不鮮明であるためのようですから、その場合はきれいに撮影しなおして再度送信するように伝えています。担当者からはメールも来るようですが、早いに越したことはありません。

私の知り合いでは特に連絡もなく申請後8日目に入金されたそうです。その後で振込を知らせるハガキが届いたのだとか。
彼にも1日でも早い入金とその後のビジネスの好転を祈るばかりです。

元気を取り戻してくれたら、お互いの夢をあらためて語ることになっています。

 

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